そういうことか!BluStellar! 第51回:共創パートナープログラムってなに? おっとり甘えん坊な後輩”悦男くん”(23歳)と、元気で物知りな先輩”直美さん”(28歳)の会話から、NECのSMBマーケット向けソリューション群 『Partner's ORION』の各ソリューションについて、楽しく・正しく・わかりやすく、知ることができます! 2025.9.10 BluStellarBluStellar Products & Services共創人材育成 Tweet 悦男くん 直美さん、おはようございます!先日教えていただいたBluStellarパートナープログラムについて、復習しにきました! あら悦男くん、おはよう!朝からやる気があって素晴らしいわね。でも一つまだ教えられていないことがあったこと、覚えてるかしら? あっ・・・!えっと共創について・・・でしたっけ? その通りよ!復習の前に今日はBluStellarパートナープログラムの2つ目の体系【共創活動】の「共創パートナープログラム」について教えてあ・げ・る! 「共創パートナープログラム」は情報が盛りだくさんだから集中するのよ! はじめに「共創パートナープログラム」とは、独自の強みを持つ販売店様とNECがそれぞれのアセットを組み合わせることで、新たな市場提供価値の創出を目指すものよ。 プログラムは「テクノロジー」と「業種」の2つのカテゴリで構成されていて、それぞれの商材やマーケットに適した内容が用意されているのよ。 テクノロジーカテゴリでは、NECの技術力とパートナー企業様の強みを掛け合わせることで、付加価値の高いソリューションを創出し新たな市場価値の提供を目指すのよ。 業種カテゴリでは、公共・医療・文教といった販売店様との関係性が深いマーケットを対象に、NECが保有する情報の共有/他の販売店様との交流を通じてアップセル・クロスセルの促進をはかり、マーケットの深耕とビジネスの拡大を支援していくの。 テクノロジーカテゴリはソリューショの創出/価値提供を目指し、業種カテゴリはマーケットの深耕/ビジネス拡大の支援がメインなのですね!(*ラインアップ要更新9⇒6) プログラムのラインナップはこんな感じよ!各プログラムは、それぞれ対象となる商材や業種を明確に定義していて、状況に応じて随時更新を行っているわ。現在は合計6個のプログラムがラインナップされているんですって! 最近注目度の高いテクノロジー「生成AI」を活用したヘルスケア領域向けのプログラムなどもあるんですね! そうよ。活動目的に応じて各プログラムが分類されていて、共創ソリューション創出を目的としたプログラムが6個あるわね。該当する製品や業種を主管する部門が実施主体となっており、専門性を活かした運営体制が整えられているんですって。 ふむ・・・。専門性もあり、安心した運営体制ですね!でもこれってそれなりに工数がかかりそうではありますが、パートナー様側のこのプログラムへ加入するメリットってどうなんですか・・・? ふふ、いい着眼点ね。 パートナー様には、後ほど説明する各種の支援メニュー&NECとの共創活動を通して、4つのメリットがあるのよ!それぞれのポイントについて、説明するわね。 1点目は、自社ソリューションの付加価値向上ね。これは共創活動そのものがもたらす大きなメリットよ。NECとパートナー企業様の強みを掛け合わせることで、ソリューションの付加価値を高め、競合との差別化を図ることが可能になるわ。 さらに共創を通じて、自社ではアプローチが難しかった新たなターゲット顧客の獲得や、技術・人材・販売チャネルなどのリソース補完、さらにはコラボレーションによる生産性・販売力の向上も期待できるのよ。 なるほど・・・これまでパートナー様が持っていた可能性を最大限に、いやそれ以上に広げることができるんですね! その通り!そして2点目は、共創活動のノウハウ獲得よ。後ほど説明するNEC提供のビジネス支援・技術支援メニューをご活用いただくことで、パートナー様において共創活動に必要なスキルやノウハウを体系的に習得いただくことができるわ。 たしかに事例を聞くだけではなく、実際に共創に参画することでしか得られない情報が沢山ありそうです・・・!しかも支援メニューがあるのは安心です! そうね、実際に体験することって大切よね。そして3点目は売上向上よ。販売・マーケティング支援メニューを活用し、共創ソリューションの展開時にはNECとの共同プロモーションを実施することで、売上拡大につなげることができるの。支援メニューに関しては、この後説明するわね。 最後の4点目は効率的な共創活動の推進ね。あらかじめ整備された標準プロセスに沿って検討を進めることで、効率的かつスムーズに共創ソリューションの策定が可能なんですって。 工数が大変かつ時間もかかるのかなって思ってしまってましたが、プロセスが整備されているのであれば安心ですね!ちょくちょく出てきている「支援メニュー」が気になります・・・! じゃあ「共創パートナープログラム」でご用意しているパートナー様向け支援メニューの具体例を、3つご紹介するわね。 支援メニュー例の1つ目は「共創アイデア創出支援ワークショップ」よ。このワークショップは、NECとパートナー様が「共に考える」ことを目的とした取り組みで、競争優位性や付加価値のある共創ソリューションを創出するための重要なステップなのよ。 ワークショップのプロセスや各フェーズにおけるアウトプットについて、体系的な整備を進められているんですって。 なるほど・・・。お客様の課題解決/アイデアの整理/NECの先端技術を活用したビジネスアイデア検討/自社ビジネスに新たな価値や市場を追加・探索したいというニーズをお持ちのパートナー様に、ぴったりのワークショップなんですね! ワークショップではパートナー様の注力ソリューションや既存商材・技術と、NECが各プログラムで提供する連携商材を組み合わせて検討を進める流れよ。NECの「デザイン思考」のアプローチを取り入れながら、両社でアイデアのタネを考えていく形になるわ! 具体的にワークショップでは、顧客セグメント(CS)および価値提案(VP)を明確にした「コンセプトシート」、それからソリューションのイメージを可視化した「アイデアシート」を作成して、これらをもとに次のステップである共創ソリューションの具体化へとつなげていくのよ! 続いて、支援施策例の2つ目は「プロモーション施策」についてよ! パートナー様とNECが共同で策定した共創ソリューションの認知度向上を目的として、エンドユーザー向けの専用サイト「Solution Gallery」にて事例紹介を行っているの。 この「Solution Gallery」では、最新かつ注目度の高い共創ソリューションを、約3分間の動画形式でわかりやすくご紹介していて、動画はソリューションごとに制作されソリューションの特徴や導入効果を視覚的に伝える内容なのよ。 掲載後には「Solution Gallery」への集客促進のために、バナー広告、リスティング広告、メールマガジンの配信による情報発信施策も併せて実施されるのよ。「Solution Gallery」のサイトはこちらからチェックしてみて! なるほど!この施策によって、実際に共創したソリューションをより効果的にお客様に伝えることができるんですね!サイトもそれぞれの事例が一覧になっていて見やすいです!! 「Solution Gallery」の他にも、共創ソリューションをガイドブック形式でまとめた「ソリューションガイド」というものがあるわ。このガイドでは、1ソリューションにつき1ページで概要をわかりやすく紹介していて、各ソリューションの特徴や活用ポイントを簡潔に理解いただける構成なのよ。 「ソリューションガイド」はこちらから確認してみて!各ソリューションが一度にチェックできるから参考になるはずよ。 加えて、NECでは各種イベントや展示などの場においても、共創ソリューションを積極的に紹介しているの! 盛りだくさんだ・・・!リアルな接点も設けることで、より多くのお客様にソリューションの価値を直接お届けする機会を創出しているんですね!多面的でのプロモーション施策によって、共創ソリューションの市場認知がより高まりそうです! そうね、販売促進につなげる取り組みを継続的に推進しているからこそ、より多くのお客様への認知に繋がるわよね! 最後の支援施策例は、パートナーの皆様とのコミュニケーション強化に向けた取り組みよ。NECはパートナー様の活動をより活性化させることを目的として、「パートナーコミュニケーションスペース」をご提供しているの。 Microsoft Teamsを活用した情報共有およびコミュニケーションの場であり、パートナー様とNECの間でタイムリー、かつ円滑なやり取りを可能にしているのよ。 ふむふむ・・。こういった取り組みが共創活動の質とスピードを高め、より強固なパートナーシップの構築が実現されるんですね! 実際に加入からの流れが気になります! あら、前向きな姿勢で素晴らしいわね。 じゃあ次は、プログラムへのご加入からビジネス展開に至るまでのプロセスについて説明するわね。 まず、テクノロジー領域のプログラムにおいては、NECが定義する対象アセットと、販売店様が保有する製品・サービスを組み合わせることで、どのような共創が可能か、またどのような提供価値の向上が期待できるかについてアイデアの構想からスタートよ。 その後、販売店様とNECの間で共創に向けた検討が進められるかどうかを確認したうえで、正式にプログラムへ加入し、具体的な活動へと移行になるわ。 共創ソリューション策定のプロセスを標準化する【①整合フェーズ】では、販売店様とNECがそれぞれ保有するサービスや技術を共有し、共創領域の方向性のすり合わせを。【②デザインフェーズ】では、共創内容やスコープを具体化し、ソリューションの骨子を明確に。 【③具体化フェーズ】では、共創ソリューションの概要が描けた段階で、商流を含むビジネスモデルを構築し、ビジネスとして成立するかを検証。技術的なフィジビリティの確認や技術検証もこのフェーズで実施するの。最終的に【④市場投入フェーズ】でソリューションのリリースとなるわ。 プロセスが細かく具体化されていて、実際のイメージが湧きやすいです・・!これらには実際どれくらいの期間を要するんですか? 新たな共創ソリューションのリリースまでには、ケースバイケースではあるけれど、約7か月程度が想定されるわね。 次は業種領域向けプログラムについてよ。はじめに説明した通り本プログラムでは、公共・自治体、医療・病院、文教・学校の3分野を対象に、販売促進や情報共有を目的とした取り組みが行われているわ。営業・販売に携わる方々を主な対象とし、NECの各業種における商材や事例などの情報をパートナー様へご提供しているのよ。 さらに販売店様同士の情報交換の機会も設けていて、新たな商材の拡販や他社連携によるビジネス創出につなげていただくことを目指しているんですって! なるほどー!「情報共有」と「連携促進」を軸に、パートナー様の営業活動をご支援する仕組みが整っているんですね! 実際にこの「共創パートナープログラム」による事例とかってあるんですか?勉強したいです! いい質問ね!事例を紹介する前に、まずソリューションの共創には大きく分けて3つのパターンがあるの。 【①セット販売型】は、NECのアセットとパートナー様のアセットを組み合わせて、1つのソリューションとしてエンドユーザーに提供するモデルよ。上記3つの共創パターンの中でも最も多くの実績を持つ代表的なスタイルで、両社の強みを活かしてソリューション展開ができるのよ。 【②組み込み型】は、パートナー様が提供する製品・サービスにNECのアセットを組み込むモデルよ。NECの技術を活用しながらパートナー様の商材の競争力を高めることができるということね。 【③サービス提供型】はNECのアセットを活用して、パートナー様が自社のサービスとしてエンドユーザーに提供するモデルよ。NECは技術・ノウハウの提供に特化し、パートナー様がサービス提供主体となることで、柔軟なビジネス展開が可能になるわ。 ①②が少しややこしいですが、【①セット販売型】はNECとパートナー様のアセットを組み合わせて、新たなソリューションを。【②組み込み型】では、パートナー様のソリューションにNECのアセット組み込む、ということですね! これら3つのパターンが用意されていることで、パートナー様のニーズに合わせて対応できるんですね! 3つの共創パターンに沿った、それぞれの具体的な事例が気になります! まずは「①セット販売型」の事例ね。これは株式会社パトライト様の「信号灯」と、NECのRPAを組み合わせた共創ソリューションを開発した事例よ 共創のきっかけはRPAエラーの処理問題だったみたい。実際にこのソリューションによって、RPAの稼働状況を信号灯の点灯・点滅によって物理的に可視化することで、RPAのエラーや停止といった異常を即座に把握できるようになり、対応の遅れや見逃しを防げるようになったんですって。結果として、運用現場での生産性向上や業務の安定化に大きく寄与しているみたい。 パトライト様とNECは、展示会やセミナーを通じてニーズの検証を行い、実際に82%のお客様から「RPA運用に信号灯は有効」との回答を得たことから共創ソリューションの開発に着手したのよ。パトライト様は3名体制で、ニーズ検証に約1年、技術検証に約2か月をかけてローンチしたみたい。 すごい・・・!現場の課題から生まれたアイデアをもとに、実効性の高いソリューションを共創・展開したんですね!ニーズ検証もしっかりと組み込まれていますね! 次は「②組み込み型」の事例よ。株式会社フルタイムシステム様が開発された宅配ボックスに、NECの顔認証技術を組み込むことで、集合住宅における利便性とセキュリティの向上を実現した事例なの。共創のきっかけは、フルタイムシステム様のお客様から「顔認証技術を活用した新しい仕組みを検討したい」とのご相談を受け、NECへご連絡いただいたことみたい。 集合住宅のオートロックや宅配ボックスにNECの顔認証技術を組み込むことで、鍵やカードを操作・かざすことなく、手ぶらでの入館や宅配物の受け取りが可能になり、居住者の利便性が向上するとともに、セキュリティ面でも高い評価を得ているんですって! 宅配ボックスへの顔認証技術の組み込みにあたり、データ保持方法の検討やカメラパラメータのチューニングなど、細部にわたる技術検証を実施し、開発期間は約6か月で、両社の技術力と連携体制により、スムーズな実装が実現した事例よ。 パートナー様の製品・サービスにNECの技術を組み込む「組み込み型」は、柔軟かつ実用性の高いソリューション展開が可能なんですね! 最後は「③サービス提供型」の事例ね。この事例は、SCSK株式会社様がNECのファイルサーバ統合管理ソフトウェア「NIAS」を、コンサルティングからシステムインテグレーション、運用支援の各メニューに組み込み、NECの「NIAS」によって自社のサービスラインナップを拡充した事例になるわ。 SCSK様社内でもNIASを導入・活用していた実績があり、再販・SI商材として取り扱っていた中で、自社のノウハウを活かしたサービス化の検討が始まったんですって。NECとの連携により、社内導入の知見を外部向けサービスにも展開することで、より高品質なセキュリティ対策やファイルサーバ運用支援を実現しているのよ。 SCSK様は合計4名体制で進められ、サービス化の検討から約3か月でローンチしたみたい。 NECとの連携で、パートナー様の可能性がさらに広がっているんですね!3つの共創パターンに沿った事例で、それぞれのイメージが湧きました! 盛りだくさんだった「共創パートナープログラム」の説明は以上よ。 かなり理解が深まりました・・・!このプログラムを通じて、パートナー様とNECは新たな挑戦に取り組み、共に価値を創出してエンドユーザーにお届けすることで、パートナー様・エンドユーザー・NECの三者にとってプラスとなる成果を目指していくんですね! あら、いい考察ね。その調子よ! きょう説明した「共創パートナープログラム」に当てはまらない活動をご検討されている場合は、他にも3つの活動プランがあるのよ!詳細はこちらから確認してみてね! ふむふむ!わかりました!それぞれのプランの具体的な事例も気になります! ふふ、すっかりやる気満々ね。でも今日はかなり情報量が多いから、具体的な事例紹介はまた後日説明するわね。 え~~~!気になります・・・。前回学んだ「BluStellarパートナープログラム」の復習もしたい・・・。 ふふ、やる気満々で素晴らしいわ!でも今日は遅いしもう終わりにしましょう! なんだかお腹すいたわね!牛丼でも食べて帰りましょうか!頑張った悦男君には、大盛りをご馳走してあ・げ・る! わ~い♪ご馳走様です! add camera_alt crop_original Aa insert_emoticon keyboard_voice Tweet 一覧を見る